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SPF30の日焼け止めは何時間効果ある?夏と冬で違う?

SSPF30の日焼け止めは何時間効果ある?夏と冬で違う?

SPF30の日焼け止めを塗った場合『約10時間』紫外線防止効果を発揮すると言われています。

ただし、これは『日焼け止めを塗らずに紫外線を浴びると20分で日焼けする人のケース』で計算したときの数字です。季節や場所などの条件が変わればこの数字も増減します。

ルマ

それでは詳しく見ていきましょう!

目次

そもそもSPFとは何を意味するのか?

SPFとはUV-Bをどの程度防げるのかを表す指標です。

もう少し詳しく言うと、『日焼け止めを塗ることによって日焼けするまでにかかる時間をどれだけ延ばせるか』を示しています。※ここでの日焼けとはサンバーン(赤くなる日焼け)のことを指します。

SPF30の日焼け止めは何時間効果ある?計算方法は?

一般的には日焼け止めを塗らずに紫外線を浴びると20分で日焼けすると言われています。

その場合、SPF30の日焼け止めを塗ると『20分×30』で600分(10時間)まで日焼けするまでにかかる時間を延ばすことが出来ます。

つまりSPF30の日焼け止めを塗れば10時間は日焼けを防げるということです。

では、夏でも冬もSPF30の日焼け止めを塗っていれば10時間紫外線による日焼けを防げるのでしょうか?

答えは『NO』です。

夏と冬で違う?何時間効果があるかは季節や場所、条件で異なる

上記では『日焼け止めを塗らずに紫外線を浴びると20分で日焼けする人』を例として計算しましたが、季節や場所が変われば紫外線量も変わるので10分で日焼けするようなケースもあります。その場合、同じSPF30でも『10分×30』で300分(5時間)までしか延ばすことはできません。
つまり紫外線が強い季節、紫外線が強い場所では同じSPF30の日焼け止めでも日焼けを防げる時間が短くなります。

では計算式どおりの時間、確実に日焼けを防ぐことができるのでしょうか?

答えは『NO』です。

計算上、10時間日焼けを防げるとしても以下の場合は効果を十分発揮出来なくなります。

・日焼け止めを必要量塗れていなかった場合
・塗りムラがあった場合
・汗や皮脂、涙で日焼け止めが落ちてしまった場合
・塗った部分を手などで触ってしまった場合
・マスクでこすれたり、蒸れたりした場合 など

では、SPF30の日焼け止めはどういうときに使ったら良いのでしょうか?

SPF30の日焼け止めはどういう時に使ったらいいの?

SPF30は下図のように日常生活(通勤、通学など)、軽いレジャー(散歩、ショッピング等)での使用が目安とされています。

日焼け止め 選ぶ目安
日本化粧品工業連合会「紫外線防止用化粧品と紫外線防止効果」より

日焼け止めの塗り直しは必要?


2~3時間の外出であれば不要です。

しかし、それを超える場合はいくら『10時間紫外線防止効果がある日焼け止め』を使っていたとしても屋外で活動する場合は2~3時間おきに塗り直すようにしましょう

上記で説明したとおり
・日焼け止めを必要量塗れていなかった場合
・塗りムラがあった場合
・汗や皮脂、涙で日焼け止めが落ちてしまった場合
・塗った部分を手などで触ってしまった場合
・マスクでこすれたり、蒸れたりした場合など
このようなケースでは数値どおりの紫外線防止効果は発揮できません。長時間、これらを避けることは難しいでしょう。

落ちたと思ったときに重ね塗りするか、2~3時間おきに塗り直すようにしましょう。

ルマ

環境庁が発行している『紫外線 環境保健マニュアル』でも2~3時間おきに塗り直すことを推奨しています。

↓↓SPF30の日焼け止め化粧下地(ノンケミカル・酸化亜鉛フリー)についてはこちらでご紹介しています。

まとめ

・SPF30の日焼け止めは一般的には『10時間』紫外線防止効果を発揮すると言われているが、紫外線量が多い季節、少ない季節で時間が増減する。

・SPF30の日焼け止めは日常生活(通勤、通学など)、軽いレジャー(散歩、ショッピング等)での使用が目安とされている。

・紫外線防止効果が10時間あっても、日焼け止めを塗る量が不十分だったり、皮脂や汗、手で触ることで落ちてしまえば数値どおりの効果は発揮できない。

・環境庁が発行している『紫外線 環境保健マニュアル』では落ちたと思ったときに塗りなおすか、2~3時間おきに塗りなおすことを推奨している。

ルマ

SPF30の日焼け止めは計算上『10時間』日焼けを防止できますが、十分量塗れていなかったり途中で落ちることも考えると『2~3時間』で塗りなおす方が良い、ということですね!

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