最近、敏感肌の方や毛穴悩みをお持ちの方で、“酸化亜鉛フリー”や“グリセリンフリー”のアイテムを選択される方がとても増えてきています。
酸化亜鉛やグリセリンが入っていないアイテムを調べるには商品の成分表を一つ一つ見なければならず、なかなか手間がかかりますよね。
そこで今回はNARSに注目して“酸化亜鉛フリー”、“グリセリンフリー”のアイテムがあるのか調査して一目で分かるように表でまとめました。(2024年1月時点の情報)
ファンデーション、コンシーラー、プライマー、パウダーに分けてご紹介していきます。
NARSのアイテムの中で
・酸化亜鉛フリーのアイテムをお求めの方
・グリセリンフリーのアイテムをお求めの方
・酸化亜鉛とグリセリンどちらもフリーなアイテムをお求めの方
以上のような方のお役にたつ内容になっています。
最後にご紹介している全てのアイテムのまとめ一覧表(画像)を作成したので、ぜひ最後までご覧ください。
・敏感肌&乾燥肌の30代主婦
・20年以上、敏感肌向けスキンケアアイテムとコスメを愛用
・医療機関で新薬開発に関わる仕事に10年以上従事
NARS 酸化亜鉛フリー・グリセリンフリーのアイテムについて
NARSでは2024年1月の時点で6種のファンデーション、3種のコンシーラー、3種のプライマー、5種のパウダー(シェーディング、ハイライター含む)が発売されています。
酸化亜鉛フリー・グリセリンフリーの有無について順番にご紹介していきます。
ファンデーション分類表(酸化亜鉛フリー・グリセリンフリー)
酸化亜鉛 | グリセリン | |
①ライトリフレクティングファンデーション | 〇 | |
②ソフトマットコンプリートファンデーション | 〇 | |
③ピュアラディアントプロテクションアクアティックグロークッションファンデーション | 〇 | |
④ナチュラルラディアントロングウェアクッションファンデーション | 〇 | |
⑤ナチュラルラディアントロングウェアファンデーション | 〇 | |
⑥ピュアラディアントティンティッドモイスチャライザー | 〇 |
分類表から分かること
ファンデーションはすべて酸化亜鉛フリー、グリセリン配合となっています。
グリセリンフリーのファンデーションをお求めの方には少し残念な結果となってしまいました。
ただグリセリンが配合されている順位が高くないアイテム(=配合量がそこまで多くないもの)もありますので使いやすいものもあるかもしれません。
参考程度に各アイテムの中でグリセリンが何番目に多く配合されているのか調べました。
グリセリンの配合順 | |
①ライトリフレクティングファンデーション | 12番目 |
②ソフトマットコンプリートファンデーション | 5番目 |
③ピュアラディアントプロテクションアクアティックグロークッションファンデーション | 10番目 |
④ナチュラルラディアントロングウェアクッションファンデーション | 4番目 |
⑤ナチュラルラディアントロングウェアファンデーション | 4番目 |
⑥ピュアラディアントティンティッドモイスチャライザー | 7番目 |
①ライトリフレクティングファンデーションや③グロークッションファンデーションは比較的グリセリンの配合が少なそうです。
ちなみに筆者は①ライトリフレクティングファンデーションを愛用しています。
(下の記事ではNARS以外の酸化亜鉛フリーのパウダーファンデーションについてまとめています。)
コンシーラー分類表(酸化亜鉛フリー・グリセリンフリー)
酸化亜鉛 | グリセリン | |
⑦ソフトマットコンプリートコンシーラー | 〇 | 〇 |
⑧ラディアントクリーミーコンシーラー | 〇 | |
⑨ラディアントクリーミーカラーコレクター | 〇 |
分類表から分かること
コンシーラーは下2つは酸化亜鉛フリー、グリセリンは全てに配合されています。
グリセリンの配合順位はソフトマットコンプリートコンシーラーは3番目、ラディアントクリーミーコンシーラーは7番目ラディアントクリーミーカラーコレクターは5番目となっていました。
グリセリンを気にされる方はラディアントクリーミーコンシーラーが使いやすそうです。
(こちらではNARS以外の酸化亜鉛フリーのコンシーラーについてまとめています。)
プライマー/化粧下地分類表(酸化亜鉛フリー・グリセリンフリー)
酸化亜鉛 | グリセリン | |
⑩ソフトマットプライマー | ||
⑪ラディアンスプライマー | ||
⑫スムース&プロテクトプライマー |
分類表から分かること
プライマー(化粧下地)は酸化亜鉛、グリセリンともにフリーとなっています。
(↓↓こちらではNARS以外の酸化亜鉛フリーの化粧下地についてまとめしています。)
パウダー分類表(酸化亜鉛フリー・グリセリンフリー)
酸化亜鉛 | グリセリン | |
⑬ソフトマットアドバンストパーフェクティングパウダー | 〇 | 〇 |
⑭ライトリフレクティングセッティングパウダープレストN | 〇 | |
⑮ライトリフレクティングセッティングパウダールースN | 〇 | |
⑯ラグナブロンジングパウダー | 〇 | |
⑰ハイライティングパウダー |
※表の下二つはシェーディングとハイライターです。
分類表から分かること
酸化亜鉛もグリセリンもフリーなのはハイライティングパウダーのみでした。
グリセリンの配合順位はソフトマットアドバンストパーフェクティングパウダー24番目、ライトリフレクティングセッティングパウダープレストNは4番目、ライトリフレクティングセッティングパウダールースNは5番目でした。
グリセリンを気にされる方はソフトマットアドバンストパーフェクティングパウダーがグリセリンの配合が少なめなので使用しやすそうです。
私はライトリフレクティングセッティングパウダープレストNを愛用しています。
(↓↓こちらではNARS以外の酸化亜鉛フリーのフェイスパウダーについてまとめしています。)
まとめ画像:【NARS】17アイテムを分類!酸化亜鉛フリー・グリセリンフリー
今回調査した17アイテム中14個が酸化亜鉛フリーのアイテムで、NARSは全体的に酸化亜鉛フリーのものがとても多いブランドだということが分かりました。
ファンデーション、コンシーラー、プライマー、パウダーそれぞれに酸化亜鉛フリーのアイテムがあるので、酸化亜鉛が使えない方や避けている方にはNARSのアイテムは相性が良さそうです。
一方、グリセリンフリーついては17アイテム中5個しかありませんでしたが、プライマーは全てグリセリンフリーなのでグリセリンが苦手な方でも使いやすそうです。シェーディングやハイライターもグリセリンフリーとなっていました。他のアイテムでもグリセリンフリーではないものの配合が少ないものもあるので、検討の余地はあるのではないでしょうか。
最後に酸化亜鉛、グリセリンどちらもフリーのものは17アイテム中4個のみ。プライマー3種とハイライターは酸化亜鉛・グリセリンともにフリーでした。
↓↓今回ご紹介したアイテムのまとめです。
①ライトリフレクティングファンデーション
②ソフトマットコンプリートファンデーション
③ピュアラディアントプロテクションアクアティックグロークッションファンデーション
④ナチュラルラディアントロングウェアクッションファンデーション
⑤ナチュラルラディアントロングウェアファンデーション
⑥ピュアラディアントティンティッドモイスチャライザー
⑦ソフトマットコンプリートコンシーラー
⑧ラディアントクリーミーコンシーラー
⑨ラディアントクリーミーカラーコレクター
⑩ソフトマットプライマー
⑪ラディアンスプライマー
⑫スムース&プロテクトプライマー
⑬ソフトマットアドバンストパーフェクティングパウダー
⑭ライトリフレクティングセッティングパウダープレストN
⑮ライトリフレクティングセッティングパウダールースN
⑯ラグナブロンジングパウダー
⑰ハイライティングパウダー
いかがでしたでしょうか?
今回のまとめた内容が皆様のお役に立てたなら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。