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【セララボ レチノール】敏感肌でも使える?使用感をレビュー!

【セララボ レチノール】敏感肌でも使える?使用感をレビュー!

2023年10月に美容評論家かずのすけさんプロデュースのブランド『セララボ』から2種類のレチノール美容液が発売されました。

セララボ発売の2種類のレチノール
セララボ公式HPより

左がレチノール初心者向けのセラキュア スペリオセラムA、右がレチノールに慣れた方向けのセラシエル ヴィタセラムAです。

レチノールと言えば気になるのは“A反応”ですよね。

代表的な症状は赤み、乾燥、皮むけ、かゆみ、ヒリヒリ感など。

どの程度の刺激があるのか、耐えられる程度なのか、敏感肌だと人一倍心配になってしまいますよね。

そこで敏感肌の著者が実際にセララボのレチノールを使ってみたので、その使用感について本音でレビューをしたいと思います。

結論を先に少しだけお話しするとブルーのセラキュア スペリオセラムAの方が使いにくく感じました。

・肌刺激が心配で買うのを悩んでいる方
セラキュア スペリオセラムAセラシエル ヴィタセラムAのどちらを買うか悩まれている方

このような悩みをお持ちの方は是非、参考にしてみてください。

の記事を書いている人

・敏感肌&乾燥肌の30代主婦
・20年以上、敏感肌向けスキンケアアイテムとコスメを愛用
・医療機関で新薬開発に関わる仕事に10年以上従事

目次

【セララボ レチノール】価格や成分の特徴について

簡単に基本情報をまとめました。既にご存知の方は読み飛ばしてください。

セラキュア スペリオセラム A

3種のレチノール誘導体と7種のヒト型セラミド、5種のセラミド類似体を配合したレチノール初心者向けの美容液

公式HP価格:5,900円(税込み)

容量:30ml

特徴

・3種のレチノール誘導体配合(水添レチノール、パルミチン酸レチノール 、リノール酸レチノール)
 →レチノール総配合濃度は約0.06%

・7種のヒト型セラミド配合(セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNS、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP、セラミドAS)
 →セラミド配合量はセラキュアローションの約2倍

・5種のセラミド類似体配合

・4種のエイジングケア成分配合(ビタミンP誘導体、ビタミンC誘導体、ビタミンE誘導体ビタミンE)

・エタノール / 香料 / 精油 / 着色剤 / 陰イオン界面活性剤 / 植物エキスフリー

・オイル、グリセリンの配合量は最小限

セラシエル ヴィタセラムA

純粋レチノールを含む4種のレチノールと7種のエイジングケア成分を配合したレチノールに慣れた方向けの美容液。

公式HP価格:5,900円(税込み)

容量:30ml

特徴

・4種のレチノール配合(レチノール、水添レチノール、パルミチン酸レチノール 、リノール酸レチノール)
 →レチノール総配合濃度は約0.1%

・5種のヒト型セラミド配合(セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP)

・3種のセラミド類似体配合

・7種のエイジングケア成分配合(ビタミンC誘導体、アスタキサンチン、ナイアシンアミド、ビタミンB12、ビタミンP誘導体、ビタミンE誘導体、ビタミントE)

・エタノール / 香料 / 精油 / 着色剤 / 陰イオン界面活性剤 / 植物エキスフリー

・オイル、グリセリンの配合量は最小限

セラキュア スペリオセラム Aとセラシエル ヴィタセラムAの違い

セラキュア スペリオセラム A
セラシエル ヴィタセラムA
  • レチノール総配合濃度は約0.06%
  • 7種のヒト型セラミド配合
  • 5種のセラミド類似体配合
  • 4種のエイジングケア成分配合
  • レチノール総配合濃度は約0.1%
  • 5種のヒト型セラミド配合
  • 3種のセラミド類似体配合
  • 7種のエイジングケア成分配合

簡単にまとめると、

レチノールは『セラキュア スペリオセラム A』『セラシエル ヴィタセラムA』

セラミドは『セラキュア スペリオセラム A』『セラシエル ヴィタセラムA』

『セラキュア スペリオセラム A』は肌をしっかり守りながらレチノールを試せる美容液で、『セラシエル ヴィタセラムA』は肌を守りながらもレチノールの効果をしっかり感じられる美容液となっています。

【セララボ レチノール】敏感肌でも使える?使用感レビュー!

セララボ レチノール テスター

前情報として筆者のレチノールの使用歴をお話しすると、レチノールを試すのは今回のセララボさんのものが初めてです。ですが、ニキビ治療やシミ治療でトレチノイン(※)は何度も使用した経験があります。

※トレチノインはレチノール誘導体です。トレチノインは病院で処方される医薬品でレチノールの50~100倍の作用があると言われています。

トレチノンを使ったときは翌朝には塗布した場所に赤み、皮むけが発生していました。そのときの使用感と比較しながらセララボさんのレチノールを試してみました。

セラキュア スペリオセラム Aの使用感レビュー

比較的、肌の調子が良い日の夜に使ってみました。

手に取ったセラキュア スペリオセラム A

半透明のサラッとしたジェル状美容液です。

香料は入っておらず、原料臭がほんの僅かにしますがストレスを感じるほどではありません。無臭に近く、気にならない方がほとんどだと思います。

塗布直後

化粧水→セラキュア スペリオセラム A→乳液の順で使用しました。

塗布したのは全顔。

塗布直後は何の刺激も感じませんでした。赤みもなし。

塗布後~翌日

夜中に猛烈な痒みに襲われました。

顔だから掻きたくなかったのですが夜中に寝ぼけて掻いたようで、翌朝起きたらその部分が赤くなっていました。

痒みは翌朝にはおさまっていて、それ以外に乾燥や皮むけなどの肌の変化は感じませんでした。

レチノールより強力なトレチノンを使っていたときは赤みと皮むけだけで痒みは一切感じなかったので「なんでだろう??」とそのときは疑問に思いました。

セラシエル ヴィタセラムAの使用感レビュー

セラキュア スペリオセラム Aで発生した猛烈な痒みが心配で、よりレチノール濃度が高いセラシエル ヴィタセラムAを使うことが少し不安だったのですが試してみることに。

手に取ったセラシエル ヴィタセラム A

赤みがかった緩めのテクスチャーのジェル状美容液です。

アスタキサンチンが配合されているのでその色のようです。

香りはほんのわずかな原料臭のみで、無臭に近く、気にならない方がほとんどだと思います。

塗布直後

化粧水→セラシエル ヴィタセラムA→乳液の順で使用しました。

塗布したのは全顔。

セラキュア スペリオセラム A同様、塗布直後は何の刺激も感じませんでした。赤みもなし。

塗布後~翌日

就寝前に若干ムズムズしましたが掻きたくなるほどではなく、翌朝にはおさまっていました。

セラキュア スペリオセラム Aの時のような猛烈な痒みはありませんでした。

翌朝、肌を触ってみたところしっとりしていて乾燥していないように感じたのですが、化粧をした時にいつもよりノリが悪く感じました。多少肌がパサついていたのかもしれません。

その翌日(塗布2日後)にはパサつきはおさまっていました。そして肌の調子がとても良かったです。いつもよりしっとりふっくらしているように感じました。

猛烈な痒みの原因は?

落ち込む女性

セラキュア スペリオセラム Aで猛烈な痒み、セラシエル ヴィタセラムAで肌がムズムズする変化が見られました。

これはトレチノンを使用した時には感じなかったものです。

推測なのですが、この痒みの原因はレチノールではないと思っています。

実は別のセララボアイテムでも同じように肌がムズムズした経験があり、そのときの原因はヒト型セラミドでした。

私はセラキュア センシティブミルクとセンシティブジェリーを使用したことがあり(どちらもヒト型セラミド配合)、ミルクの方は今でも愛用しているのですが、量を使いすぎてしまったり、肌が敏感なときに使うとムズムズとした痒みを感じることがあります。

ミルクの方は量さえ気を付けていれば大丈夫なのですが、ミルクよりセラミド配合量が多いジェリーの方は痒みが起こりやすかったです。

そして今回試したセララボのレチノールは2種ともヒト型セラミドが配合されています。

そしてその配合量はセラキュア スペリオセラム Aはセンシティブジェリーの2倍とされています。

猛烈な痒みが発生しても仕方ないと思いました。

セラシエル ヴィタセラムAセラキュア スペリオセラム Aよりセラミド配合量が少ないので、ムズムズ程度でおさまったのだと思います。

結局、敏感肌でもセララボ レチノールは使えるのか?

結論から言うとセラキュア スペリオセラム Aセラシエル ヴィタセラムAA反応はとてもマイルドで敏感肌でも使いやすいレチノール美容液だと思いました。

一度の使用ではセラキュア スペリオセラム AではA反応らしきものは感じず、セラシエル ヴィタセラムAはわずかに乾燥して化粧ノリが悪く感じる程度でした。

セラシエル ヴィタセラムAは使用2日後の肌がしっとりふっくらしているように感じられました。

ただ、レチノールとは別の面で言うと、ヒト型セラミドがしっかり配合されているので私のように高濃度のセラミドが苦手なタイプだと痒みなどの刺激を感じる可能性はあると思います。

初のレチノール美容液でしたが、私の場合は初心者向けに作られたセラキュア スペリオセラム Aより慣れた人向けのセラシエル ヴィタセラムAの方が使いやすいという結果になりました。

A反応も想像以上にマイルドだっため、セラミドの件がなくても私はセラシエル ヴィタセラムAを選んだと思います。

セララボ レチノール テスター
ルマ

今回は以上になります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
このレビュー記事が少しでもみなさまのお悩み解決のお役に立てたなら嬉しいです。

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